今、私たち日本人は、明治初年の文明開化期以上の、社会的な大変革期を迎えつつあるといわれています。
なぜなら、現在の社会を根底から変えてしまうような、革新的な技術群が日々生み出されていて、いつの間にか、それらが社会生活の中に浸透し始めているからです。
ここで、人類の社会の発展過程を、技術群との関連でふりかえってみる事にします。
ある一つの社会から次の時代の社会への変革期には、必ず、新しい技術群が生み出され、その技術群が複合的に組み合わされて、次の新しい社会が形成されていったという歴史があります。(注1)

例えば、人類最初の、
 狩猟社会においては、狩猟技術群が
 農業社会においては、農業技術群が
 工業社会においては、工業技術群が
 その社会的基盤(インフラストラクチュア)をつくった事が理解されます。

すなわち(図1)でみますと、今、私たちは、情報社会という人類未踏の幕開け期にたたされている事が分かります。
そして、私たち日本の女性が、工業社会の最盛期に神器≠ニよばれた家電製品を手に入れたの
たった二0〜三0年前のことでした。この家電製品の出現は、まさに 神器≠フ名にふさわしく、それまでの女性の生き方を、価値観を一変させる威力をもっていました。
そして今、さらに、新しい時代の開幕期に立った私たちは、ホームエレクトロニクスの時代を迎えようとしています。 
現代という時代に生まれ、日本という国で生活をしていられる有難さ、さらに、ホームエレクトロニクスの時代に、新しい生活を営めるという、すばらしい可能性に、感謝せざるを得ません。

(注1)及び(図1)「情報社会と国民生活」経済企画庁国民生活局編
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